関係団体とのネットワーク

近畿地域国際化連絡協議会との連携

近畿にある2府3県3政令都市(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、京都市、大阪市、神戸市)の地域国際化協会※1で構成する近畿地域国際化協会連絡協議会では、2007年に「災害時における外国人支援ネットワーク」協定を締結しました。

この協定は、地震等の大規模な災害の際に、ボランティア情報の共有や通訳者派遣など、地方自治体の区域を超えた広域の応援協力体制を確立するための基本合意です。

この協定に基づき、各会員協会では災害時通訳・翻訳ボランティア登録制度を設けており、各会員と協議会の共催による災害ボランティア育成・養成研修や災害時多言語支援センター設置運営訓練等を行っています。

※1 地域国際化協会
地域の国際化を推進するために設立された国際交流協会等を、中核的民間国際交流組織として総務省が認定したもの

市町村国際交流協会等との連携

当財団では府内にある5協会【(公財)大阪国際交流センター、(公財)とよなか国際交流協会、(特活)とんだばやし国際交流協会、(公財)吹田市国際交流協会、(公財)箕面市国際交流協会】及び2市町村【池田市、和泉市】とともに「国際交流協会ネットワークおおさか」を構成しています。

また国際交流協会ネットワークおおさかには、大阪府堺市と、(特活)多文化共生マネージャー全国協議会もオブザーバーとして参加しており、幅広い関係者を含めて、多文化共生や在住外国人支援に関連した取り組みを行っています。

2013年には東日本大震災時に(特活)多文化共生マネージャー全国協議会が中心となり立ち上げた東北地方太平洋沖地震多言語支援センターでの中国語翻訳支援(http://eqinfojp.net/?category_name=chinese)をきっかけに、『災害時外国人支援を考える』と題した研修(3回)・演習(2回)、報告と振り返り(1回)からなる連続研修会を実施しました。
また2018年6月に起きた大阪府北部地震では、茨木市からの要請に基づき、ネットワークおおさか構成団体が、ローテーションで英語と中国語ボランティアを約2週間にわたり派遣し、通訳・翻訳などの言語支援を行いました。

このような複数の国際交流協会等が協働して事業を行うような先進的なネットワークは、他地域でもあまり例がなく、(一財)自治体国際化協会(CLAIR/クレア)※2HPでも多文化共生の地域事例として紹介されています。

※2 (一財)自治体国際化協会(CLAIR/クレア)
地域経済の活性化や多文化共生、人材育成に取り組む自治体の国際化を支援する団体

KIV・NET
(関西国際交流ボランティアネットワーク会議)

関西国際交流ボランティアネットワーク会議(KIV・NET)は、1995年のAPEC大阪会議の開催をきっかけに、関西の国際交流ボランティア活動の発展・振興に寄与することを目的として1996年に設立されました。現在64団体から成るネットワークを活かし、Sibos 2012大阪や大阪マラソン等の国際イベントにおけるボランティア支援や大阪府観光ボランティアへの業務運営協力などを行ってきました。

OFIXは、(公財)大阪国際交流センターと毎年度交互に事務局を担当しており、運営委員会や総会の運営だけでなく、参加団体内のメーリングリストでの情報の交換や共有の推進に努めています。

ふれあい国際交流祭り

平成9年から毎年11月23日に、国際交流基金関西国際センター(泉南郡田尻町)で「ふれあい交流祭り」が行われます。この祭りは独立行政法人国際交流基金関西国際センターで日本語習得に励んでいる研修生と、地域の住民がふれあいを持つきっかけの場づくりとして、 関西国際センター研修生交流支援協議会(岸和田以南の10の国際交流団体及び当財団で構成) が企画したものです。

お祭りの雰囲気を味わってもらえるように、各国際交流団体による多彩な催しものやブースが用意されます。

2018年度ふれあい交流祭り

日時
2018年11月23日(金・祝) 13:00~16:00
会場
国際交流基金関西国際センター
費用
無料

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公益財団法人大阪府国際交流財団(OFIX)企画推進課

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