ご挨拶
理事長 吉川 秀隆
2018年4月に、大阪府国際交流財団の理事長に就任した吉川 秀隆です。
近年、来阪外国人は飛躍的に増加し、在阪外国人においても滞在期間が長期化していることから、当財団では外国人の方々をサポートするため、多言語支援体制の整備に積極的に取り組んでいます。
さらに、東日本大震災や熊本地震のような災害発生時に、地震などの被災経験が少なく、言葉の壁もある外国人の方をサポートするための、災害時の多言語による情報提供体制の整備を進めています。
事業の重点目標に、“多文化共生機能(地域における情報の多言語化等)の強化”を掲げ、2018年度より新たな「OFIX中期経営計画」に基づく財団運営に取り組んでいます。
私は、当財団で初めて、民間企業の経営に携わる立場で理事長職を担うこととなりました。私が代表取締役会長兼社長を現任するタカラベルモント株式会社は、「美」と「健康」に関わる多彩な事業を世界各地で展開しており、“世界の人々が求める普遍の価値の達成”に向け、前進し続けています。また、社会貢献活動の一環として、災害時における様々な支援活動にも取り組んでいます。
当社の経営を通して培ったグローバルな見地や支援活動のスピリットを、公益財団法人の理事長として、大阪の多文化共生社会の実現に活かしてまいります。
当財団では、今後も在阪、来阪外国人の安全・安心をサポートする施策を中心に取り組み、大阪府のさらなる国際化に努めてまいります。
皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。
沿革
- 平成元年 1月25日
- 財団法人大阪府国際交流財団を設立
- 平成元年 4月10日
- 事務所(ツイン21MIDタワー)
- 平成元年 6月11日
- 事務所内に国際交流プラザ・オフィックスを開設
- 平成 6年 5月18日
- 事務所(サクラ森ノ宮ビル)
- 平成 7年 2月 1日
- 大阪府から施設の貸与を受け、大阪府堺留学生会館オリオン寮として運営管理
- 平成12年 7月17日
- 事務所(りんくうゲートタワービル)
- 平成21年 3月31日
- オリオン寮を大阪府から取得し運営管理
- 平成21年 4月 1日
- 事務所(マイドームおおさか)
- 平成24年 4月 1日
- 大阪府知事から公益財団法人の認定を受け、公益財団法人大阪府国際交流財団となる。
財団概要
- 法人名
- 公益財団法人 大阪府国際交流財団(Osaka Foundation of International Exchange)
- 代表理事
- 理事長 吉川 秀隆
- 法人所管課
- 大阪府府民文化部都市魅力創造局 国際課
- 設立年月日
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1989年1月25日
2012年4月1日公益財団法人に移行 - 設立目的
- 大阪の国際化と府民の国際交流の促進を図り、国際都市・大阪の発展と国際親善に寄与することを目的に設立。
- 基本財産
- 2,200,182,810円(令和3年3月31日現在)
- 活動の3つの基本柱
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外国人の受入促進、活動環境の整備
外国人への情報提供及び相談や、OFIX通訳・翻訳ボランティアの育成・派遣等、外国人への多言語支援事業を推進。
また災害時において、府内市町村や国際交流団体と連携し、多言語情報提供の相互支援の体制整備を推進。 -
グローバル人材の育成
多文化共生の実現に向けたグローバル人材を育成するために、外国人サポーターを大阪府内小・中学校・高等学校等の国際理解教育授業へ派遣。 -
国際交流情報の発信
府内関係機関と事業を通じた連携・情報交換を推進、ネットワークの強化を図る。
OFIXホームページ、フェイスブックやOFIXニュースで、事業に関する情報を発信。
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外国人の受入促進、活動環境の整備