大阪府観光ボランティアは、年々増加する外国人観光客の方々が、大阪滞在を安心して楽しく過ごせるように、観光や道案内、イベント情報を多言語で案内し、災害時には必要な多言語情報を提供するボランティアで、現在11言語を話す約120名が登録しています。
本事業は、大阪府におけるおもてなし機運の醸成および大阪の観光都市としての地位向上を図ることを目的としている大阪府の事業で、2019年度から当財団が受託しています。
街なかの外国人観光客に対し、ニーズに沿った観光案内や道案内を行いながら、その場所の魅力を伝えるとともに、大阪府域の各地の観光スポットの魅力を発信し、各地観光スポットへ足を運んでもらえることを目指し、最新情報などを持って難波を中心とした活動エリアに出かけ積極的な案内活動に従事しています。
今後も、外国人観光客にとって声をかけやすく、親しみやすいボランティア育成に取り組み、日本人からも大阪の案内人と言えば“大阪府観光ボランティア”と言われることを目標に取り組んでいます。
活動期間 | 2019年9月6日~2020年3月末(継続予定) |
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登録人数・言語 | 117名(2019年9月12日現在) 11言語(英語、中国語、韓国・朝鮮語、ベトナム語、アラビア語、タイ語 他) |
活動場所 | 大阪市内(中央区、難波周辺) |
活動日時 | 原則 金・土・日 10:00~16:00 |
活動形態 | ユニフォームを着用した観光ボランティアが、原則2人一組となって、街なかで観光案内などを行います。 |
活動拠点 | 「観光ボランティア なんばベース」 (大阪市中央区難波千日前5番19号 1485番14 河原センタービル 2階) |
2019年9月3日(火)、難波千日前の河原センタービルで、決起の催しを開催しました。
セレモニーでは、OFIX理事長と大阪市商店会総連盟理事長から、ボランティアの皆さんへ激励の挨拶があり、それを受け、ボランティア代表のハン・キンイさんから、「外国人旅行者の方々が安心して旅行を楽しんでもらえるよう、力になりたい」との意気込みが語られました。
また、この時に公式ユニフォームとして、水の都大阪をイメージした流水模様がプリントされた、華やかな青色の法被とビブスをお披露目しました。
ボランティア活動は、9月6日(金)から開始し、現在、毎週金土日の3日間、1日約20名のボランティアが、外国人観光客の道案内や情報提供を行っています。様々な国籍、様々な世代のボランティアがお互いに協力しあい、精力的に活動を続けています。
ラグビーワールドカップの影響で、様々な国籍の外国人観光客が難波に押し寄せる中、9月は合計約1,500人、650件の観光客を多言語で案内しました。